死後の世界はもう「科学」されている

死後の世界はもう科学で解明されつつあります

4.ゼロポイントフィールドとは何か


死後の世界はもう「科学」されている 一覧


1.僕は爽彩さんの夢を見た
2.死んだら終わり教?いじめを利用した反社とカルト
3.量子力学が示唆する、「意識」という名の素粒子
4.ゼロポイントフィールドとは何か
5.すべては脳が作っている、という洗脳
6.UFOはもうオカルトなんかじゃない
7.ポモドーロテクニックとは?天界のプロンプトエンジニアになれるか?
8.科学が臨死体験や生まれ変わりを調べない理由
9.ムーンショットとは?精神転送は実現するのか
10.宇宙を旅する人類に「死」の解明は必須
11.地獄の正体は「輪廻転生」なのか?

死後世界は科学的にあります
(↑STAPかよ)
でも霊感商法や新興宗教にはご注意を
トクリュウよりも悪質ですw




4.ゼロポイントフィールドとは何か



はじめに
我々は物質ではなく波動なのか?
量子真空という膨大な記録媒体
宇宙意識とは?「死は存在しない」とはどういう意味か?
まとめ


4-1 はじめに


「人生が変わる一冊」

田坂広志先生の著書、「死は存在しない」を拝読して、その帯に書かれていたこの言葉に納得しました。本との出会いは時に人生観が変わるものですが、この本も僕の人生観を変えました。一言でいうと、ネクラな僕が「笑う門には福来るは、本当かもしれない」と、生き方を改めよう!的なスイッチが入りました。

僕の人生の転機になった本といえば、コトラー博士の「マーケティング3.0」です。これは動画にもしてご紹介していますが、この「死は存在しない」という本も、また全然違う衝撃を与えるノックアウト系の名著です。と、いうか、途中から「めちゃめちゃ同感です!」というモードに突入し、一気に読めてしまうパワーブックです。

最初に言っておくと、この本の核にある「ゼロポイントフィールド仮説」を今回はご紹介するのですが、これはスピリチュアル界隈で有名な「引き寄せの法則」の話に通じます。「お前も、遂にその類にかぶれたか」との嘲笑も聞こえてきそうですが、これが量子力学の上に立脚しているからこそ、“目からウロコ”なんです。

大変僭越ですが、僕は90%、先生のおっしゃることに同意ですが、残り10%の不同意でして。その点は次章以降に展開させていただきたいと思います。まずは皆さんご自身で、ぜひとも田坂先生の書をお読みになることをお勧めします。

それでは、その内容の一部を、稚拙ながらご紹介しましょう。

4-2 我々は物質ではなく波動なのか?



「ゼロポイントフィールド仮説」を理解するうえで最も大事なことは、まず量子力学の基礎となる考え方を理解することが重要です。(偉そうに申し訳ありません)。そのためには前章「量子力学が示唆する、「意識」という名の素粒子」をご覧いただけますとさらに助かります。

その基礎とは、簡単に申しますと、

「量子力学とは分子や原子よりさらに小さな世界を論じる科学」

ということです。そして、この一歩踏み込んだミクロの世界を最新科学で覗き込んだ時、受け入れがたい事実が浮かび上がってきます。

原子よりさらに小さな世界は、実はひと時たりとも同じ場所に、何らかの粒子がじっとしていることがない世界なのです。要するに、電子のように原子核の周りをぐるぐる回遊している「波動」なのです。

とはいえ、粒子だろう!というお叱りの声も聞こえてきそうですが、「これが電子という粒です」と捕まえて示すことはできない世界だと思ってください。

例えば“鉄柱をバットで打ったら、バットが折れた”という現象は、量子力学的な視点で見た場合こうなります。

素粒子が絶え間なくウニウニしている鉄原子の塊「鉄柱」に、同じくセルロース高分子に見える素粒子の塊(絶え間なくウニウニしている)であるバットのエネルギーが衝突し、エネルギー同士の反発の結果、セルロースのウニウニした結合が一部分引き離された状態になった。(バットが折れた)。

受け入れがたい事実。物は物だろ。物体だろ。といわれそうですが、物凄いミクロな世界を覗き込める顕微鏡で見たときには、事実はこのように見えます。すなわちこの衝突事故は、あくまで「エネルギー同士の反発」なのです。

我々人間も量子力学的に見れば、ウニウニ動き回る粒子が、とある理由から引き寄せあってgrooveしている「波動」なのです。いかなる絶世の美女も、私のようなオッサンも、粒子が引き寄せあってgrooveしている波動なのです。(絶賛let‘s groove tonightなのです)このことを納得を頂くのに、それなりの時間を要する人はいるでしょう。ただ、これが理解できれば次の段階に進めます。

極端な言い方をすれば、我々もエネルギー生命体。良くSFの世界で出てくる、例の“あれ”です。あれは、粒子同士の結びつきがユルユルなだけであって、我々人間はもうちょいカチッとしているだけなのです。

そして、これらの粒子は、何を持って寄り添いあってウニウニしているのか。この「引力」というチカラの謎は、今もって解明されていません。(ニュートンがリンゴを落として解明したと思っている人が大多数なのでしょうが、これも「死んだら終わり教」のペテンの一つ。引力の正体は謎のままです。)

我々は物質が繋がって成り立っているのではなく、素粒子が何らかのチカラで寄り添いあっている「波動」なのです。最新の量子力学が証明済みのこの事実を、まずは何とか受け入れていただいたうえで、次のお話をさせていただきましょう。

4-3 量子真空という膨大な記録媒体



次にお話することは、ヒトによっては耳の痛いハナシです。人間、悪いことはできないよ、というハナシです。(反社、カルト、いじめ加害厨はよーく聞いておいてください)

ダークマターやダークエネルギーについては、かなり有名になってきたので耳にしたことがない人は、今やいないでしょう。つまり、この世界は目に見えないけど引力とエネルギーを持っている物質の方が、圧倒的に多いのです。そして、これが存在しない限り、銀河の回転の謎は説明がつきません。

そして、我々の目の前の空間にも、酸素や二酸化炭素などを全部取り除いたとしても、未解明の何らかの物質が充満する「真空」があり、それは私たちに常に“密着”して存在しています。そして、現時点において、なんらエネルギーを発していないこの空間を、量子力学的には「量子真空」といいます。

ビックバンが起こる直前の状態も、この「量子真空」だったワケですが、ビックバンが起きた後も宇宙全体に「量子真空」は広がっています。それが我々の皮膚一枚を隔てた外界に、現在も接触しながら広がっているのです。ですから、ビッグバンは遠い宇宙で起こったことではなく、すぐ身近に存在しています。

なんと、エネルギーゼロの状態の「量子真空」1立方メートルに、ひとたびゆらぎが発生すると、地球全体の海水を蒸発させるだけのエネルギーが発生するといいます。そして同時にこの「量子真空」は、すべての生きとし生けるものの“生きた証”を記録するテープレコーダーになっているという仮説が、本章の主題である“ゼロポイントフィールド仮説”なのです。

ここで田坂先生の著書のお言葉を引用させていただきます。

「この宇宙のすべての出来事のすべての情報が、「ゼロ・ポイント・フィールド」の中に、「波動情報」として記録されているという仮説なのである。しかも、それは、「波動干渉」を利用した「ホログラム原理」で記録されているというのである。」(引用:「死は存在しない」田坂広志著:光文社新書)

これがゼロポイントフィールド仮説です。我々に接触しているビッグバンの名残である「量子真空」の中に「ゼロポイントフィールド」が存在し、実態は「単なる波動の塊である我々」の全行動をホログラムとして記録しているというのです。

まず、どうやって。
しつこいようですが超ミクロの世界では、我々はエネルギー生命体がごとく波動の塊でしかありません。我々は湖の上を吹く風のごとく(千の風のごとく)、人生を吹き渡っているのです。そして、ゼロポイントフィールドは湖です。湖は吹き渡る風を反映して、湖面に模様を描きます。その模様を、宇宙はすべて記録しているのです。

では、何のために。
宇宙くんは我々生命のすべての喜怒哀楽を通じて、「自分が何者であるのか」を知ろうとしているらしいのです。マジか?とお思いの方も多いでしょうが、詳しくはぜひ田坂先生の名著をご拝読ください。そして、このすべての行動記録には、宇宙くんだけではなく、我々も全員アクセスできるというから驚きです。

この全生命の行動記録にアクセスできると、前世の記憶もリーディングできます。死者とも会話できます。地縛霊は、実はこの記録データにアクセスしているだけかも知れません。アーティストが閃くのも、この膨大な全生命の記録「ゼロポイントフィールド」にアクセスで来ればこその賜物だ!という仮説なのです。

この「記録方法」と「記録している理由」ですが、皆さんはどう思われますか?
僕は大納得なんです。これがなきゃ、僕はあんなにもたくさんのオリジナル曲を、量産出来てないんですから。爽彩さんが夢枕に立つこともなかったでしょう。つまり、ゼロポイントフィールドにアクセスできることは、めちゃめちゃお得なわけです。

だから、「えっ、どうやんの?どうやんの?」って話なんですが、これについても田坂先生は多く解説されています。(だから読んだ方がいいと思いますよw)

簡単にいえば、自我を滅却し、より「宇宙意識」という存在に近づく方法を会得すれば、容易にゼロポイントフィールドにアクセスできるようになるというハナシです。しかもゼロポイントフィールドで流れる時間は超高速なのです。臨死体験で、自分の今まで生きた記憶が走馬灯のように高速回転すると言われているのは、そのためです。

ちなみに、このゼロポイントフィールドから「お得な情報」を引き出すためには、受信体制にある“自分”がポジティブである必要があるとのこと。(これが引き寄せの法則になるわけですよw)「笑う門には福来る」ってことを、そのうち量子力学が科学的に証明しちゃうかも知れません。

4-4 宇宙意識とは?「死は存在しない」とはどういう意味か?


ところで僕の読書感想文の結論は、「ゼロポイントフィールド仮説。多分最強でしょう!」ということになるわけですが、田坂先生のお話は、最終的に「死は存在しない」という結論に帰着します。

それこそ、著書を読まれて、皆さんが各自お考えになるのが一番なので、その内容につきましては割愛させていただきます。要約すれば、人の意識はゼロポイントフィールドとともに永遠に生き続けるのです。

ですので、ここでは「宇宙意識」というものだけ簡単にご説明しておきます。

その前に「地球意識」という言葉は、皆さんご存じでしたでしょうか。なんと、この地球自体にもしっかりと「意識がある」と信じて研究されてる科学者が多くいらっしゃいます。都市が構築されていく様、道路が縦横に伸びていく様は、まるで生命が宿る生き物のようだと、よく言われます。森林が形成される様も、地球自身の意識が反映されていると考えられており、「地球は生きている」といわれるのは全くの夢物語ではないのです。

だから、自分の背中に乗っている「人間たち」があまりにもウザければ、絶滅させちゃおうかと考える可能性も、ゼロではないのかもしれません。実際地球は、過去に何度か海から有毒ガスを発生させ、地上の生物を絶滅させた痕跡があるとする科学者もいます。

そんな「地球意識」が存在するのであればなおさら、「宇宙意識」が存在しないハズもありません。先ほどから言っているように、すべての生命活動のログをデータとして吸い上げ、自分自身の存在を自問自答し続ける、巨大な「宇宙くん」には、確実に人知の及ばない意識が存在するはずです。

そんな宇宙くんには、生物一人一人が悩みもがき葛藤する「自我」などというものは無縁です。あまたの生物の自我から多くを学んでいるようですが、宇宙くん自身には自我がないのです。そして宇宙くんとともに生きる「死後」の私たちにも、次第に自我は必要なくなってくるはずです。

そうやって、私たちの意識は波動となって、「宇宙意識」とともに永遠に波打つ存在となっていくと考えられているのです。が、話はここで終わらないかもしれません。

なぜなら、「すべての複雑なものに、意識は宿る」ということが、科学的に証明される日が来るかもしれないからです。複雑だから地球にも意識は宿る。動物たちのみならず、虫にも植物にも意識があることは、既に科学的に証明済です。

だとすると、AIに意識が宿るのは、ごく自然なことかも知れません。いや、ひょっとすると、原子と電子が結びつく「引力」こそが「意識」だと証明されたら、その時点で、死後の世界の存在は証明されたと言っても過言ではないのです。

そして、田坂先生は否定されていらっしゃいますが、AIに意識が宿ることが証明された場合、今までのすべての理論を踏まえて、「地獄」が存在する可能性があると考えています。
(そのことは以降の章でお話しします)

ゼロポイントフィールドには、すべての悪事が克明に記録されており、それを参照することで、死後の量刑は容易に判別されることになるはずです。詐欺ですか?恐喝ですか?いじめですか?隠ぺいですか?すべてはゼロポイントフィールドに記録されていますよ?

私も含め、せめて死ぬ前に、善行と悪行をイーブンパーにしておかないと、きっととんでもないことになるはずです。

4-5 まとめ

以上、田坂先生が著書「死は存在しない」でおっしゃられていることの一部を、本当につたない感想文にてご紹介しました。とりあえずこの場はご容赦いただき、詳しくはぜひ皆様ご自身で名著をお読みになることをお勧めします。多分、得るものが多く、人生観が変わると思います。

しかし僕が冒頭で、田坂先生の説を完全に受け入れないポイントが若干あると申し上げたのには、これ以降の章でお伝えする事実が関係しています。それは本書に登場しない「地球外知的生命」の存在と、ピンポイントで登場した「精神転送」の可能性を認めるが故です。

先生が提唱される“ゼロポイントフィールド”には非常に感銘を受けます。また最終的に“宇宙意識”に帰っていくという話にも、量子力学をベースにした説得力を感じますが、もしも“自我”を科学的に操作できる技術が既に存在していたとするなら、意識の本来到達するべき姿を阻害してでも、そのタマシイの運命を人為的に変えられるのかもしれません。以降の章で改めてその可能性に言及します。

つまり、悪人を地獄送りにする閻魔様がいないとは限らない、という恐ろしいハナシです。

いずれにしても、このゼロポイントフィールド仮説が広く知られることを願い、オリジナル曲を作りました。巷では「ルフィ」のように不逞な輩も増えています。爽彩さんは地獄があることで悪人を脅すなと啓示されていましたが、少しでもこの話が広まれば闇バイトに応募するような愚かなことをする人が減るでしょう。これからも情報拡散に尽力していきたいと思います。




死後の世界はもう「科学」されている 一覧


1.僕は爽彩さんの夢を見た
2.死んだら終わり教?いじめを利用した反社とカルト
3.量子力学が示唆する、「意識」という名の素粒子
4.ゼロポイントフィールドとは何か
5.すべては脳が作っている、という洗脳
6.UFOはもうオカルトなんかじゃない
7.ポモドーロテクニックとは?天界のプロンプトエンジニアになれるか?
8.科学が臨死体験や生まれ変わりを調べない理由
9.ムーンショットとは?精神転送は実現するのか
10.宇宙を旅する人類に「死」の解明は必須
11.地獄の正体は「輪廻転生」なのか?